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美術・文化社会批評/アライ=ヒロユキのブログ


アライ=ヒロユキの美術・文化社会批評などの日々の活動を伝えます。
by PXP14154
美術・文化社会批評(ライター、講演)などの活動を展開しています。
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<   2011年 02月 ( 2 )   > この月の画像一覧


2/28・19:00〜みみの会でヤマトのトーク

2/28(月)、19:00〜 四谷地域センターで、みみの会主催により、ヤマトのトークを行います。ぜひご参加いただけますと幸いです。

【転送】第94回みみの会 ご案内

アライ=ヒロユキさんに聞く 共同体再生と歴史と向き合うこと
ー『宇宙戦艦ヤマトと70年代ニッポン』

 『宇宙戦艦ヤマト』はそのブームでアニメ大国の礎を作り、先ごろSMAPのキムタク主演映画『SPACE BATTLESHIPヤマト』も公開されるなど、今も不滅の人気を誇ります。このアニメが誕生した70年代前半、高度成長が終わりを告げ、公害問題が表面化しました。人々ははじめて進歩というものに疑問を抱いたのです。
「せまい日本、そんなに急いでどこへ行く」。当時のこの標語はスローライフを思わせ、どこか今の時代と似ています。

 『宇宙戦艦ヤマト』の制作者は、当時リバイバルブームだったSL(蒸気機関車)の持つ無骨な手触り感に人間復権の祈りを読み取りました。そして未来的な流線型ではなく、くろがねの軍艦そのままを宇宙へ飛び立たせたのが、宇宙戦艦ヤマトです。そこには、時代からの脱出と共同体再生への祈りが込められていました。今回のトークでは、上掲書のうち特に込められたテーマを中心に、軍国主義との批判の是非も含め、作品とそれを生んだ時代背景について語りたいと思います。

  講演:アライ=ヒロユキ(美術・文化社会批評)

  関連サイト:
  http://homepage3.nifty.com/isegoria/profile.html
  http://isegoria.exblog.jp/
  http://twitter.com/arai_hiroyuki

 日 時:2月28日(月)午後7時〜午後9時(受付は6時30分より)
 会 費:1,000円
 会 場:四谷地域センター 11F 集会室2
 地 図: http://www2.odn.ne.jp/~hao65350/about.html
 交 通:地下鉄 丸の内線「新宿御苑前」駅より徒歩5分
     都バス 品97新宿駅西口〜品川車庫
    「新宿一丁目」バス停より徒歩1分

【書籍紹介】『宇宙戦艦ヤマトと70年代ニッポン』
 著/アライ=ヒロユキ 2300円+税 社会評論社
http://homepage3.nifty.com/isegoria/yamato_70s.html

【本書目次】
序章・時代の危機に、ヤマト復活/第1章・サブカルチャーの誕生/第2章・ヤマ
トの作者は誰?/第3章・大切なコトはみなヤマトから学んだ/第4章・ヤマトは
軍国主義か?/第5章・西暦2199年、過去への旅/第6章・孤独を脱した古代進が
選んだ道/第7章・アニメビジネスの誕生/第8章・続編検証:変節と不変のヤマ
ト魂/第9章・日本人乗組員だけが語れる物語

 会終了後、アライさんをお招きして、近所で懇親会を開きます。
 ぜひご参加ください!

みみの会は、出版関係者を中心とした勉強/交流の会です。
どなたでも参加いただけます。この案内の転送も歓迎します。

お問い合わせは: はる書房 さくま Tel/03-3293-8549
メール: ootomi@mist.ocn.ne.jp
みみの会について: http://d.hatena.ne.jp/miminokai/about

by PXP14154 | 2011-02-16 12:33 | 活動紹介

赤旗書評:『韓国のやきもの』(2/6)

淡交社で出版された『韓国のやきもの』の書評を赤旗に寄稿しました。本書は姜敬淑の著で、韓国国際交流財団が海外への文化発信のために上梓したものの翻訳になります。内容は、新石器時代から現代までの陶器を豊富な図版と解説で網羅しています。一冊で朝鮮の陶芸の歴史を俯瞰できるものはなかったので、待望の出版と言えます。
朝鮮の陶器には三つのピークがあり、高麗時代(一〇〜一四世紀)の青磁、高麗時代末から朝鮮時代(一四〜二〇世紀)前期にかけての粉青沙器、それ以降の白磁でです。
高麗の青磁は同時代の宋に比べ、明らかに緑みが強調され、本場中国でも翡色と呼ばれ、賞賛されました。
粉青沙器は素朴な図案が特徴。後年の朝鮮民画を思わせ、楽しませてくれます。大衆的という意味で、現代韓国でもっとも愛される存在というのも頷けます。
柳宗悦も愛した白磁は、紛れもなく朝鮮の陶磁の到達点と言っていいでしょう。その清楚な美しさは、儒教の精神性を特化させた朱子学の影響が見られます。
現代韓国でも京畿道世界陶磁ビエンナーレに見られるように陶芸は盛んで、伝統の息吹を感じることができます。
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by PXP14154 | 2011-02-16 12:32 | 寄稿