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美術・文化社会批評/アライ=ヒロユキのブログ


アライ=ヒロユキの美術・文化社会批評などの日々の活動を伝えます。
by PXP14154
美術・文化社会批評(ライター、講演)などの活動を展開しています。
美術・文化社会批評のアライ=ヒロユキのホームページ
こちらは、活動やさまざまな情報をまとめたホームページです。
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カテゴリ:活動紹介( 14 )


新著新刊『検閲という空気』

この度『検閲という空気 自由を奪うNG社会』(社会評論社)を出版しました。

いま多くの検閲や規制が日本を蝕んでいます。その実情について紹介と論考を行ったのが本書になります。

具体的には、美術などの芸術に対する干渉や新聞報道の萎縮、歴史問題のタブー化とともに、お祭りの騒音苦情や湘南浜辺の飲酒禁止など、多岐にわたる事例を取り上げ、社会の各所で深刻さを増している不自由な状況を取り上げました。包括的な視点を取るため、これらをNGと本書は名付けています。
識者や現場の人たちの取材と社会分析を組み合わせるかたちを取っていることも特徴です。表面的な現象紹介にとどまらず、その背景となる社会制度まで掘り下げ、その原因と突破口を論じています。

内容の詳細は、以下の目次一覧をご覧ください。

総合的という意味では、いまの日本の自由疎外状況を俯瞰する決定版的な内容かと思います。
ぜひお買い求めいただきますようお願いいたします。

★『検閲という空気 自由を奪うNG社会』 目 次

序章 あらゆる領域で自由を阻害するNG。その不明瞭なもの
第1章 日常生活のNGが示す地域社会の亀裂
  保育所はなぜ地域社会から否定されるのか
  それは不寛容か、生活の権利か
  浜辺の自由をめぐるそれぞれの主張
  利害のせめぎ合いがもたらす不自由
  生活保護をめぐって注がれる監視の目
  監視/防犯システムがもたらす、安全と管理
第2章 地域生活から閉め出されつつある政治と宗教
  祭りの喧騒が迷惑とされる理由
  「平和・戦争」「憲法」は自治体から疎まれる
  地域社会から政治性が排除される意味
  図書館の自由を攻撃するのは誰か
  良書主義ではなく機会の自由を
第3章 美術に見る、表現とその自由の歪められ方
  地域住民を無視した自治体の芸術エゴ
  美術の二大検閲、わいせつと政治
  美術作家が語る、美術館の自由のいま
  学芸員が語る、美術館をめぐる自由の現状
  真実を歪める、二次情報のありよう
第4章 マスメディアでいかに自由が蝕まれているか
  「公平性」が強いる報道の自由の危機
  外の視点が批判する日本の言論姿勢
  メディア文化を毀損する「配慮」の実態
  放射能被害にいかにメディアが沈黙したか
  生き残るためのおたく文化の試み
  情報偏重と管理姿勢が自由を阻害する
第5章 各地で封印されつつある歴史の真実
  橋本内閣から始まった歴史への圧力
  圧力を受入れた、ピースおおさかの実態
  圧力を拒否した、リバティおおさかの選択
  排除攻勢を受けた、強制連行追悼碑
  史跡の説明板に対する「偏向」攻撃
  負の歴史を地域に活かす試み
第6章 一元性の圧力が教育を殺す
  国旗と国歌が奪う大学の自律性
  大学の自由の危機が意味するもの
  外国人学校と教育の自由のあり方
  自治体に封印された九条俳句
  公民館が社会に果たす役割とは
  NPOの活動を阻む自治体行政
第7章 NGを生み出す社会背景とは
  異物の排除と公権力依存の背景
  近代社会が育んだ、不寛容の社会心理
  平成の大合併が変えた地域の自由のあり方
  自民党政権が推し進める国家統制策
第8章 公共空間の確立をめぐる困難さ
  情報環境の進化が日本の自由を阻害する
  他者の視点で歴史を思考すること
  感覚的判断の充満が人々の共約を阻む
  学びとは民主主義に不可欠のプロセス
第9章 公共性再生に必要な対話の手立て
  形式論を超えた、言論表現の自由のあり方
  ヘイトスピーチが「殺す」自由とは
  その差別判定は本当に正しいのか
  表現の多義性と公共性が求める姿勢
  言葉の再生から始まる自由の回復

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by PXP14154 | 2018-08-15 16:00 | 活動紹介

連載 「神道アート論」について

「アートと公共性」の連載(現在79回目)を『月刊社会民主』(社民党発行)にしていますが、ここ1年弱は「神道アート論」というシリーズを展開しています。

神社本庁の指導で各地の神社に貼られた「私 日本人でよかった。」というポスターがわかりやすい例ですが、ここ数年、神社の活動において排外主義、歴史修正主義、国粋主義、安倍政権への傾倒は目に余るものがあります。そもそも神道の世界では戦前の国家総動員と植民地支配に果たした役割(歴史的罪)についてはあまりにも無自覚というより肯定してはばからない傾向が支配的です。
この現状の一端を美術の側からどう読み解き、突破口を見出せるかが、そもそもの始まりです。『天皇アート論』(社会評論社)という著書の延長の意味合いも持っています。
これまで、以下のような論点を展開しました。

・国家神道の罪悪、戦後の神社(本庁)の無反省
・社会活動を隠れ蓑にした反動勢力の伸長
・神社が発表舞台の美術作品、生じる政治性の無自覚さ
・自然信仰(エコ)と現在の神道を直結させる間違い
・霊性と想像力の結びつきが国粋主義に陥る弊害
・風景ナショナリズムに煽動された国土称揚の絵画
・反体制的想像力の契機としての場所性の読み替え

このシリーズ以前に、神道的モチーフで批評性のある表現も幾つか取り上げました。しかし、全体的に美術作家と美術表現はこの問題にあまりにもナイーブです。批評性を発揮するというよりは現在進行しつつある精神の全体主義にからめ取られていく状況が窺えます。
このシリーズはまだまだ続きますが、現状の変革に資する地平を開拓していきたいと思っています。

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by PXP14154 | 2018-02-11 00:12 | 活動紹介

『天皇アート論』講演会のお知らせ

昨年8月に出版した、拙著『天皇アート論』の講演会を5月31日(日)に行います。ぜひお越しください。

講演 アートが隠蔽/忌避してきたアート
美術評論家・アライ=ヒロユキ、著書『天皇アート論』を語る in ギャラリー古藤

古くは奈良時代に、現代は多くの日本の国際作家が題材とする、天皇制をモチーフとした表現、天皇アート。
これまで誰も批評で触れてこなかったのは、政治性を嫌う日本社会の封建性と美の制度のゆえにほかなりません。
表現の検閲と規制に揺れるこの時代、もっとも必要な勇気を教えてくれる美術表現群。その核心を、豊富な図版を用いながら解き明かします。

2015年5月31日(日)14〜16時(開場は13:30)
ギャラリー古藤 〒176-0006 東京都練馬区栄町9-16 TEL.03-3948-5328
料金 一般当日1000円、予約800円、学生500円
申込・連絡先 MMH 田中桃 TEL.080-5017-2015 mmh-0531@ezweb.ne.jp

アライ=ヒロユキ『天皇アート論ーその美、“天”に通ず』
3024円+税 社会評論社
http://www.shahyo.com/mokuroku/culture/art/ISBN978-4-7845-1912-5.php

[本書で紹介する美術作家]宮武外骨/池田龍雄/山下菊二/丸木位里・俊/赤瀬川原平/新潟現代美術家集団GUN(前山忠・堀川紀夫)/工藤哲巳/大浦信行/洪成潭/反天皇制全国個人共闘〈秋の嵐〉/金城実/富山妙子/中村政人/中ハシ克シゲ/会田誠/柳幸典/杉本博司/嶋田美子/森村泰昌/照屋勇賢/ほか

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by PXP14154 | 2015-05-16 17:09 | 活動紹介

2015.3.11展に参加

イトー・ターリさんがプロデュースする2015.3.11展のいち企画として、アライ=ヒロユキによる参加型の表現(パフォーマンス的なもの)をします。お忙しいところ恐縮ですが、ぜひお越しください。

■2015.3.11展 アライ=ヒロユキ 参加型表現
■3月10日(火) 14:00〜19:00
■トキ・アートスペース
 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-42-5 サイオンビル1F TEL/FAX 03-3479-0332
 http://homepage2.nifty.com/tokiart/

日本の画廊は、そのあり方が特殊だからこそ、日本の美術シーンを支えてきた存在でもありました。いま日本の美術は凋落の途上にあり、画廊もまた大きな転機を迎えています。
画廊という表現の場、発表の場、交流の場が果たしてきた役割。これを捉え直したいと思います。
多岐にわたる役割のひとつに議論があります。これをもっとも担うのは美術批評ですが、ほぼ機能停止状態です。
今回の企画は、グローバルなアートという大状況を俯瞰しつつ、小状況である日本の画廊の中で集い、出会い、言葉を交わす中で、答えあるいは手がかりを見出そうという試みです。
お気軽にお越しいただけますと幸いです。


【2015.3.11展】

4年が過ぎる3.11 考え、思いをはせる空白の日にしました。その日を囲むように、それぞれが表現の場をつくります。

1週間をために、思い浮かんだ5人に問いかけました。いつも心にあって、大切にしたいこ過ごすとを投げかけてください。
この時(時代)をどう生き抜いたら良いのか知りたいのです。
会場:トキアートスペース

この企画はトキアートスペース、参加表現者の皆さんの協力により実施されます。
問い合わせ: 090-6717-9366
詳細:https://www.facebook.com/2015.3.11ten

トキ・アートスペース
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-42-5サイオンビル1F TEL/FAX 03-3479-0332

地下鉄銀座線 神宮前駅(出口3番)より徒歩8分
JR千駄ヶ谷駅からコミュニティバス有り神宮3丁目下車
homepage2.nifty.com/tokiart/

■3月9日(月)
 イトー・ターリ「performance 2015.3.11」 19:00〜
 1,500円 予約1,300円学割 1,000円 ドリンク付
 (予約 tari@gol.com 090-6717-9366)
 壊してしまったものを回復させたり、再生させる困難、そして失ったものを拾い集める膨大な時間。原因と帰結。それにしても、この土地の汚染土は土に帰れず、永久の時を過ごす。

■3月10日(火)
 アライ=ヒロユキ 14:00〜19:00 参加型表現
 無料 随時入場 差し入れ歓迎
 美術・文化社会批評。欧米と乖離した日本の美術において、画廊が果たしてきた役割とは。公的な議論か、私的な親密さの確認か、哲学的な観想か。崩落しつつある現状への省察として、一期一会の場という「関係性の表現」を対置します。

■3月12日(木)
 丸山常生 パフォーマンス(install-action)
 1,500円(予約1,300円 学割 1,000円)ドリンク付
 (予約 martokio@jcom.home.ne.jp 090-9109-9550)
 『CLINE - 私たちはどこにいるのか?』#2
傾き・勾配。連続的に変化する現象、あるいはその場所。異なる領域が重なる場所、あるいは日本。あるいは…

■3月13日(金)
 姜信子(作家)X玉川奈々福(浪曲師)  19:00〜
 旅するカタリ「3・11後のさまよい安寿」編 2千円 ドリンク付
 (予約 wildfrances@gmail.com 070-5556-6241)
 われら読む書く歌う旅をする声の旅人、彷徨う作家が語る騙る朗読する、三味線鳴らして浪曲師が歌う騙る浪読する、あの日の後のオワリとハジマリ、名付けて平成山椒太夫さまよい安寿

■3月14日(土)
 リュウ・ルーシャン 映像&トーク 18:00〜
 1,500円  ドリンク・軽食付
 グローバル化時代に生きる私たちが直面している国家と個人の問題について考え、お互いの体験を共有する対話の場にぜひご参加ください。

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by PXP14154 | 2015-03-06 22:34 | 活動紹介

新刊『オタ文化からサブカルへ』発売

★新刊、よろしくお願いします!

アライ=ヒロユキ『オタ文化からサブカルへ ナラティヴへ誘うキャラクター』(繊研新聞社)

アニメ表現が、40年の歴史で求めてきたものー。非主流社会集団「サブカルチャー」と呼ばれる理由。戦争/メカ&美少女/美少年への耽溺、裏腹の政治性。時代意識をかたちにあらわそうとする試み。かいま見える、演劇アプローチの意図。消費社会論とキャラクター行動論を超えた、アニメ表現の存在意義を解き明かす。

【欲望と消費】
宮崎駿はなぜ政治的に正しくないか
サブカルチャーを定義する
ジェンダー消費を読み替える表現
リメイク作に見る、消費と読み替えかた
【自由と抗い】
風俗から反逆へ。ルパンの足跡
東北が表象する、ハーロックの孤高
命名と命令から逸脱するもの、キリコ
軍隊と警察への嗜好、民主主義の忌避
【世界と物語】
演劇性が提起する視座とは
退色か豊穣か。セカイの叙述法とは
ガンダムへの返歌をめぐって
戦いという闇で示す人の業、尊厳
歴史の読み替え。ポストモダン的なズレ
【テクストと解釈】
表象分析で見る、サブカルの極限
出崎演出が描いた、運命に抗う人々
公的領域に侵蝕するサブカルチャー
ヒーローであり、鑑賞者である意味 銀河英雄伝説

【本書で扱う作品群】
『風立ちぬ』『魔女の宅急便』『風の谷のナウシカ』『少女革命ウテナ』『魔法少女まどか☆マギカ』『Free!』『けいおん!』『宇宙戦艦ヤマト2199』『キャシャーン Sins』『ルパン三世』(PART 1&企画書&パイロットフィルムほか)、『宇宙海賊キャプテンハーロック』『装甲騎兵ボトムズ』『超時空要塞マクロス』『機動警察パトレイバー2 the Movie』『攻殻機動隊』『新世紀エヴァンゲリオン』『THE ビッグオー』『TIGER & BUNNY』『輪廻のラグランジェ』『涼宮ハルヒの憂鬱』『機動戦士ガンダムUC』『機動戦士Ζガンダム』『THE IDEON』『銀魂』『戦国BASARA』『るろうに剣心』『聖闘士星矢』『進撃の巨人』『エースをねらえ! 劇場版』『源氏物語千年紀 Genji』『銀河英雄伝説』ほか
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※例によってアマゾンは現時点(2015.2.16)で販売未対応なので、ネットでのご購入のさいは以下でよろしくお願いいたします。

●「セブンネットショッピング」
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106501567/subno/1
●「e-hon」
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033216579&Action_id=121&Sza_id=GG
●「丸善&ジュンク堂ネットストア」
http://www.junkudo.co.jp/mj/products/detail.php?product_id=3000314512

by PXP14154 | 2015-02-16 19:37 | 活動紹介

表現の不自由展

表現の不自由展が開催されました。
アライが、実行委員として企画・実施・司会などを担当のほか、会場で発売するリーフレット(500円)では巻頭文の執筆もしています。ぜひお越しいただけますよう、お願いいたします。
私が司会を務める、1/26(月)鹿島拾市さん、1/30(金)開発好明さんのトークが特にお勧めです!


表現の不自由展〜消されたものたち

天皇と戦争、植民地支配、日本軍「慰安婦」問題、靖国神社、国家批判、憲法9 条、原発、性表現……このような表現内容をもつため、検閲とそれにもとづく修正、封殺(展示撤去、掲載拒否、放映禁止)、自粛の憂き目に遭い、表現の正当な機会を奪われた、タブーとされたものを集めました。取り上げたジャンルは、絵画・彫刻・写真・映画・テレビ番組・文藝などさまざまです。展示、トークイベント、上映会をとおして、「表現の自由」とは何か、それを損なうものは何なのか、みなさまとともに感じ、考える場になれば幸いです。

主催:表現の不自由展実行委員会、“教えてニコンさん! ” ニコン「慰安婦」写真展中止事件裁判支援の会
共催:メディア総合研究所

会期■2015年1月18日(日)〜2月1日(日) 12:00〜20:00(日曜のみ19時) 会期中無休 (イベント時は作品のみの鑑賞はできません)
会場■ギャラリー古藤(ふるとう) 〒176-0006 東京都練馬区栄町9−16 03-3948-5328
入場料■500円
大・高生、ハンデのある方300円/中学以下無料
イベント参加費■トークのみの日:1,000円
上映&トークの日(★印):1,500円
(入場券お持ちの方は1回に限り入場料分割引)
主催問合せ■hyogenfujiyuten@gmail.com
TEL080-3731-1075
www.facebook.com/hyogennofujiyu

【出展作品】美術館・画廊等で「検閲」された作品を展示します。

安世鴻(写真家/新作:アジアの被害者たち)
大浦信行(芸術家、映画監督/光州ビエンナーレ出品抗議作)
貝原浩(画家/風刺画〔天皇復元版〕)
キム・ウンソン&キム・ソギョン(彫刻家/「慰安婦」をモチーフとした《少女像》関連作)
中垣克久(彫刻家/展示強制撤去資料+新作)
永幡幸司(サウンドスケープ研究者/福島関連検閲資料+作品)
山下菊二(画家/天皇モチーフ作)
※ほか資料展示あり [作家50音順]

【トーク・上映イベント】先着40名・要予約(ご注意を!)
イベント予約専用 jjtenevent@gmail.com TEL03-3948-5328

1.18(日)14-17時 キム・ウンソン&キム・ソギョン(彫刻家) 来日トーク!日本軍「慰安婦」モチーフ作《少女像》について
1.20(火)19-21時 安世鴻(写真家) 日本軍「慰安婦」写真の表現と検閲事件
1.21(水)19-21時 『ジョン・ラーベ〜南京のシンドラー』上映&永田浩三(武蔵大学教授)トーク★
1.22(木)19:30-21時 ピーター・バラカン(ブロードキャスター) 聞き手・高和政(文化批評) ラジオと表現の自由
1.24(土)14-17時 大浦信行(芸術家、映画監督)×ゲスト・洪成潭(画家) 映画『靖国・地霊・天皇』上映&トーク★
1.25(日)14-17時 『放送禁止歌』上映&森達也(作家・映画監督)トーク★
1.26(月)19-21時 鹿島拾市(「秋の嵐」元メンバー、a.k.a.加藤直樹) 反天皇制全国個人共闘〈秋の嵐〉の活動を振り返って
1.27(火)19-21時 ろくでなし子(漫画家、造形作家) 公権力の攻撃を受けた表現とは
1.28(水)19-21時 放送中止テレビドラマ『ひとりっ子』上映&岩崎貞明(放送レポート編集長)トーク★
1.29(木)19-21時 イトー・ターリ(パフォーマンス・アーティスト) セクシュアリティと表現の自由
1.30(金)19-21時 開発好明(アーティスト) アートから見た「福島の真実」
1.31(土)14-16時 澤地久枝(作家) 表現と言論の自由の危機(風流夢譚事件と現在)
2.1(日)14-16時 まとめディスカッション(アライ=ヒロユキ、香川檀、永田浩三)
※講師のご都合で変更する場合があります。

会場で、展覧会リーフレット(500円)も発売。


★1.26(月)19-21時 トーク 鹿島拾市(司会/アライ)

昭和天皇の死去前(1988年秋)に、原宿のホコ天(明治神宮前の広場)で果敢な路上行動をした〈秋の嵐〉。かれらは激しい弾圧(大量検挙)を受けましたが、その理由はなんでしょうか?
原宿で若者が路上の自由を訴える行動が「反天皇」と結びついた意味を、いま考え直したいと思います。
路上行動「さよならヒロヒト まだ生きて自粛 こんな私に誰がした!?」「ヒロヒト・キョンシー作戦」など、当時の貴重映像を公開!! 抱腹絶倒です!必見。
鹿島拾市は、関東大震災時の朝鮮人虐殺の足跡をたどった『九月、東京の路上で』(ころから)の著者、加藤直樹です。


★1.30(金)19-21時 トーク 開発好明(司会/アライ)

人と人をつなぐアートの先駆者、開発好明。彼は東日本大震災に際し、デイリリーアートサーカスを結成。いち早く福島に入り、被災地へのアートによる義援に尽力してきました。
支援アートに政治性を込めるが、開発流!
福島県南相馬市にある《政治家の家》は、福島第一原発より20キロ、禁止エリア外縁400メートルほどの距離。政治家限定の休息所で、質素な建物の中で被災地の実情を体験してもらうべく、作家は彼は日本の衆参議員700名以上に招待状を送りました。
作家が登場した『美味しんぼ』の取材と検閲・隠蔽の実態も明らかに。新作・日の丸のインスタレーションについても語ります。
「開発くんがゆく」福島編をご期待ください!

by PXP14154 | 2015-01-21 17:44 | 活動紹介

新著『天皇アート論ーその美、“天”に通ず』(社会評論社)

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新著のご案内です。よろしくお願いいたします。

アライ=ヒロユキ『天皇アート論ーその美、“天”に通ず』(社会評論社) 2014年8月/A5/331頁/¥2,800+224

天皇制を主題とした美術表現は、歴代の帝の肖像画、江戸末期の浮世絵、明治の諷刺画を経て、戦後の解放を契機に大きく変貌した。現代に至るまで、数多くのアーティストの手で試みられたその表現には、天皇制、日本へのさまざまな視座、解釈がある。その思考と変遷、関連作品を読み解くことで、日本の近現代の美術の可能性と問題を浮き彫りにする。表現弾圧/規制など、美術表現が「政治性」とどう向き合ってきたかも紹介。

[目 次]
序. 天皇制という分水嶺
1. 1945年以前の天皇アートの変遷と社会背景
2. 敗戦直後に開花したポリティカルアート
3. 戦争体験への熟考から生まれたもの
4. 見えない制度をめぐる表現
5. 天皇という自画像は何を映すのか
6. ポスト昭和=天皇をめぐって
7. アイデンティティの模索と再考
8. 仮構なる制度の実相を暴く
9. 逸脱による解放の表現へ
10. 公共性と天皇制
終. 共和のルーツ

[本書で論じられている作家・表現者たち]
月岡芳年/本多錦吉郎/宮武外骨/池田龍雄/桂川寛/山下菊二/丸木位里・俊/高松次郎/今泉省彦/赤瀬川原平/貝原浩/向井孝/内海信彦/前山忠&堀川紀夫(新潟現代美術家集団GUN)/小池一誠(幻触)/工藤哲巳/大浦信行/古賀忠昭/大江健三郎/三島由紀夫/中上健次/洪成潭/ロナルド・マヌラン/イスワント・ハルトノ/反天皇制全国個人共闘〈秋の嵐〉/荒井真一/金城実/守屋多々志/富山妙子/岡本信治郎/中村政人/中ハシ克シゲ/会田誠/三瀬夏之介/柳幸典/飴屋法水/伊藤敦/杉本博司/嶋田美子/森村泰昌/照屋勇賢/大榎淳/長澤伸穂/ミノル・コリン/彦坂尚嘉/靉嘔/宇川直宏/カオス*ラウンジ/横井小楠/渡辺崋山/ほか

★作品写真の貸出/撮影許可をいただいた作家、画廊、美術館の方々の元への、出版社からの書籍贈呈には多少時間がかかると思います。その点、ご了解いただけますと幸いです。

by PXP14154 | 2014-08-18 21:47 | 活動紹介

〈報告講演会〉アート・バーゼル香港2014

7月12日(土)19時より、世界最大のアートフェア、アート・バーゼル香港2014の先ごろ行われた模様を、豊富な写真も交え、報告講演いたします。香港のトップギャラリー、関連イベント/フェアも併せて紹介します。もっともホットなアジアのアートシーンのいまをお伝えします。ぜひ、お越しください。

〈報告講演会〉アート・バーゼル香港2014 ー急変と過熱の東アジア 現代アート最前線ー

出品総額1020億円の市場(ブルームバーグ社調べ)とまで言われるアート・バーゼル香港。いまアジアのアート市場は、香港とシンガポールの二強と言われています。その活力は何なのか。そして、いま世界の現代アートはどこに向かおうとしているのか。バーゼル関連イベント、サテライト(別スポンサー)・アートフェア、香港のトップギャラリーなどの様子も併せ、豊富な写真とともに現地レポートします。

●アート・バーゼルとは何なのか
●取り巻く富裕層と過熱する市場
●アート・バーゼル香港の特長
●2014の詳細とトレンド紹介
●イチ押し作家 政治性の浮上
●日本の画廊はどうだったのか
●シンポが示すアートの向かう先
●関連イベント レジデンス
●同時開催のアートフェア
●香港トップ画廊はどこが違うのか
●アジアのアートはどこへ行く

2014年7月12日(土) 19:00〜20:30(開場18:00)
会場:千年画廊Café(東京都豊島区西池袋4-8-20 TEL03-5956-8186)
定員30名 参加費1,000円(予約制/担当:薄井 090-8432-4966)

by PXP14154 | 2014-07-04 11:55 | 活動紹介

講演「アートが隠蔽/忌避してきたアート 天皇アート論〈予告篇〉」

6月14日(土)19:00~ 神保町の美学校で講演します。お忙しいところとは思いますが、ぜひお越しいただけますと幸いです。

1ヶ月後発行の著書『天皇アート論』(社会評論社)をかいつまんで紹介します。
嵯峨天皇像~山下菊二~照屋勇賢の永き系譜が表現してきた、人間と社会とは。知られざる作品群と美術批評の不可視の制度について、語ります。

特別講座「ω(オメガ)芸術表現 ―― 宥学会・遊学塾」
第15回 6月14日(土)
「アートが隠蔽/忌避してきたアート 天皇アート論〈予告篇〉」
講師 アライ=ヒロユキ
http://www.bigakko.jp/opn_lctr/omega/015.html

表現の自由すら守れず、その活力を失いつつある日本のアート界。美術表現と美術批評の現実との隔たり、あるいは無味無臭化が招いたツケかもしれません。
しかし、美術史において、政治性に言及することを厭わないことで美術の本来の意味、力強さの命脈を伝えてきた表現があります。それは、日本最大のタブー、天皇制をテーマとする作品群です。
美術界が黙して語らなかったその系譜を紐解くことで、日本の美術そのものを改めて検証します。
本講演では、近日出版の『天皇アート論』(社会評論社)を、予告篇としてかいつまんで紹介します。

★『天皇アート論』(著/アライ=ヒロユキ、社会評論社、6月下旬刊行予定)

【本書の主な目次】
●第一章 1945以前の天皇アートの変遷と社会背景
~歴代の帝肖像画、幕末諷刺画、キヨッソーネ、明治神宮聖徳記念絵画館、宮武外骨~
●第二章 敗戦直後に開花したポリティカルアート
~池田龍雄、桂川寛~
●第三章 戦争体験への熟考から生まれたもの
~山下菊二と丸木位里・俊~
●第四章 見えない制度をめぐる表現
~今泉省彦、赤瀬川原平、貝原浩、新潟現代美術家集団GUN、工藤哲巳、ほか~
●第五章 天皇という自画像は何を映すのか
~大浦信行、三島由紀夫、中上健次、ほか~
●第六章 ポスト昭和=天皇をめぐって
~X-DAYの内外報道、洪成潭ほか海外作家、〈秋の嵐〉、金城実、ほか~
●第七章 アイデンティティの模索と再考
~富山妙子、中村政人、中ハシ克シゲ、会田誠、ほか~
●第八章 仮構なる制度の実相を暴く
~柳幸典、飴屋法水、伊藤敦、杉本博司~
●第九章 逸脱による解放の表現へ
~嶋田美子、森村泰昌、照屋勇賢~
●第十章 公共性と天皇制
~アトミックサンシャインの中へin沖縄、1953年ライトアップ展、宇川直宏、ほか~
●終章 共和のルーツ
~横井小楠、渡辺崋山~

日 程:2014年6月14日(土)[講座は毎月第二土曜日開催]
時 間:19:00~
場 所:美学校 本校
    東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
参加費:1500円
申込み:受講申込みは不要です。直接美学校にお越しください。
問合せ:宥学会 yugakukai@mbr.nifty.com

by PXP14154 | 2014-06-06 11:47 | 活動紹介

『ニューイングランド紀行 アメリカ東部・共生の道』出版

今週発売の新著の『ニューイングランド紀行 アメリカ東部・共生の道』ご案内です。ぜひご購入いただけますと幸いです。
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『ニューイングランド紀行 アメリカ東部・共生の道』(文と写真/アライ=ヒロユキ 発行/繊研新聞社 価格1600円+税)

アメリカ東部、ニューイングランド。そこには知られざるアメリカの姿がある。大量消費生活ではなく、伝統と緑豊かな風土を守り続け、自分だけの生活スタイルを貫き通す。その頑固さは偏狭ではなく、それぞれの自由な生き方を認める寛容に結びついている。キルトやバスケットなどの工芸、ハーブガーデン、宗教共同体シェーカー、移民社会、タウンミーティング、反戦活動。そんなもうひとつのアメリカの今、そしてそのルーツを探る。

※全編に豊富なカラー写真(日本で未紹介のものばかり)。イサカのエコビレッジ(EVI)探訪記、バーモント州の家具職人で反戦活動家インタビュー、ネイティブ・アメリカンの半独立国イロコイ連邦のスローフード農園の取材、ネイティブ・アメリカンの現代アート概観、19世紀の自然を愛したレズビアン小説家の紹介、などもあり。

【主な章立てと内容】
●story1 知られざるアメリカ東部、ニューイングランド

●story2 旧と新が共存する地
 古色あふれる街並み/リベラルの伝統

●story3 多様性の実践と伝統 ニューイングランドの今
 家具職人・ミュージシャン・活動家/女たちの絆キルト/スピリチュアルなハーブガーデン/ナンタケット島のバスケット職人/アフリカ・カーボベルデの移民社会(美術と音楽)

●story4 この風土に抱かれたもの
 ボストンに遺る黒人解放の史跡/古都ウェザーズフィールド/さまざまなフォークアート(シェルバーン美術館)

●story5 調和の風景から学んだもの
 グランマ・モーゼス/レイチェル・カーソンと国定自然保護区

●story6 プロテスタントが追い求めたシンプル&ナチュラルの暮らし
 自治の発祥地プリマス/小農の伝統が培った独立独歩/プロテスタントの実験社会/清貧の信徒シェーカー/反開発の人々アーミッシュ

●story7 超絶主義を訪ねて エマソン、ソロー、エコビレッジ
 コンコード探訪/ユニテリアンからエマソンの精神の独立宣言へ/怠け者のすすめ・ソロー/革命権という伝統/オルコット父の自由教育/超絶主義のコミューン/バックミンスター・フラー/自由と共生の音楽(アイヴズ、ケージ、シェーファー、シーガー)/イサカ・エコビレッジ/運動の持続可能性の戦略

●story8 閑話休題 映像作品と犬たち
 ニューイングランドと多様性と議論(『幸せのポートレート』『エデンより彼方に』、スヌーピー、『スター・トレック』『∀ガンダム』)/犬たちの厳選PHOTO

●story9 アメリカの影 イロコイ連邦、アンクル・トムの小屋
 ネイティブ・アメリカンの現代アート/イロコイ連邦の共生哲学/スローフード・プロジェクト/アンクル・トムの小屋再考/現代詩人たちによるリスペクト

●story10 19世紀という時代の転換点 マーク・トウェイン、サラ・オーン・ジュエット
 文明の告発者マーク・トウェイン/食の産業化と食の自治/西部と成長に背を向けた地域文化/ジュエットのレズビアン文学&開発への抵抗

●story11 トクヴィルがニューイングランドに見たもの
 アメリカのデモクラシー/タウンミーティングの今/自治の都市計画家マンフォード/アーレントの解放論

●story12 つぶし合わず、生きるための英知

【入手方法】
●書店
 紀伊國屋書店とジュンク堂(池袋店は現在払底)など、大手書店で在庫あり
 一般書店で注文取り寄せ

●ネット書店
 セブンネット http://www.7netshopping.jp/
 e-hon http://www.e-hon.ne.jp/
 boox store http://boox.jp/
 honto http://honto.jp/
※amazonは払底のため、現時点では注文不可

●出版社
 繊研新聞社 http://www.senken.co.jp/book/
※別途送料がかかります。

by PXP14154 | 2013-06-01 13:59 | 活動紹介