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美術・文化社会批評/アライ=ヒロユキのブログ


アライ=ヒロユキの美術・文化社会批評などの日々の活動を伝えます。
by PXP14154
美術・文化社会批評(ライター、講演)などの活動を展開しています。
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週刊金曜日・神道特集

あまり類例のない原稿を書きました。

●『週刊金曜日』4/12号の特集「知られざる神道・神社」
・「全体主義化する神道」(アライ)
・「武田崇元・八幡書店社主に聞く 葦津珍彦が作り上げた核心は『国家管理なき国家神道』」(聞き手/アライ)
・「神道・神社のルーツは古代朝鮮半島なのか」(片岡伸行)
※表紙はアライ撮影の熊野

★『週刊金曜日』の特集「知られざる神道・神社」は、明治以降の国家神道、さらに戦後の神社界の右回転の実情を、内部のヘゲモニー争い、文化・芸術方面への侵食、本来の信仰のルーツの問題も含め、掘り下げます。
日本会議論に収斂されがちなこの問題系を、全体に視野を広げ、追及する希少な企画です。

武田さんは、神社本庁と国家神道批判を知られざる歴史をもとに説きます。戦前の徴兵忌避祈願の神社、戦後の折口信夫の人類教やリンカーン神社などの構想があったことも語られます。
いわばカウンターの立場からの、神道再生の提言と言えます。
一方、私の原稿は、国家神道の捏造された伝統と植民地での罪過、戦後の神社本庁がいかに戦前回帰を志向したか、明治神宮の文化戦略の危険性とは、公共思想への接近がはらむ問題、などを展開しました。
神道に対するアンチテーゼ的な自然信仰として、Paganismやドルイドも紹介しました(写真付)。



by PXP14154 | 2019-04-16 20:12 | 寄稿
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