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先ごろ『オルタナ』に寄稿した原稿についてお知らせします。
いま福島の状況が巧妙に隠蔽されていきますが、当地の実情を伝える表現、福島サウンドスケープについて紹介したものです。 「福島サウンドスケープ」――音が伝える3.11後、そして検閲事件 http://www.alterna.co.jp/12074 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131206-00010001-alterna-soci サウンドスケープ(音風景)は、全方位の情報を含み、その場の空気感を伝えられるがゆえに、リアルな福島の状況報告となります。 先ごろ、この表現は検閲事件を受けました。千葉県立中央博物館での「音の風景」展(2013年10月5日〜12月1日)への出品のさい、作者/永幡幸司さんが教鞭を取る福島大学の除染対応の問題点の指摘文章が削除、修正されたのです。 本件は、永幡さんの勇気ある表現に対する、千葉県立中央博物館と共催者である日本サウンドスケープ協会の公権力による蹂躙であると言えます。 秘密保護法案が可決された現在、今後批評性のある表現が封殺される事態が頻発するでしょうが、だからこそ本原稿は幾らかはその意義を持つように思います。東京新聞11月18日号でも報道されていますが、本原稿の方が事件経緯が詳細かつ正確です。 サウンドスケープの提唱者、マリー・シェーファーは、反文明/対抗的な志向を持つがゆえに、その日本での輸入にあたり割り引いて受容された側面もあります。ですが、今回のような事態を見るに、その偉大さを再確認した思いがします。 そして、私はだいぶ以前に日本サウンドスケープ協会の会員であっただけに、本件を非常に残念に思います。
by PXP14154
| 2013-12-08 11:47
| 寄稿
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