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美術・文化社会批評/アライ=ヒロユキのブログ


アライ=ヒロユキの美術・文化社会批評などの日々の活動を伝えます。
by PXP14154
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『ニューイングランド紀行 アメリカ東部・共生の道』出版

今週発売の新著の『ニューイングランド紀行 アメリカ東部・共生の道』ご案内です。ぜひご購入いただけますと幸いです。
『ニューイングランド紀行 アメリカ東部・共生の道』出版_f0230237_13595894.jpg

『ニューイングランド紀行 アメリカ東部・共生の道』(文と写真/アライ=ヒロユキ 発行/繊研新聞社 価格1600円+税)

アメリカ東部、ニューイングランド。そこには知られざるアメリカの姿がある。大量消費生活ではなく、伝統と緑豊かな風土を守り続け、自分だけの生活スタイルを貫き通す。その頑固さは偏狭ではなく、それぞれの自由な生き方を認める寛容に結びついている。キルトやバスケットなどの工芸、ハーブガーデン、宗教共同体シェーカー、移民社会、タウンミーティング、反戦活動。そんなもうひとつのアメリカの今、そしてそのルーツを探る。

※全編に豊富なカラー写真(日本で未紹介のものばかり)。イサカのエコビレッジ(EVI)探訪記、バーモント州の家具職人で反戦活動家インタビュー、ネイティブ・アメリカンの半独立国イロコイ連邦のスローフード農園の取材、ネイティブ・アメリカンの現代アート概観、19世紀の自然を愛したレズビアン小説家の紹介、などもあり。

【主な章立てと内容】
●story1 知られざるアメリカ東部、ニューイングランド

●story2 旧と新が共存する地
 古色あふれる街並み/リベラルの伝統

●story3 多様性の実践と伝統 ニューイングランドの今
 家具職人・ミュージシャン・活動家/女たちの絆キルト/スピリチュアルなハーブガーデン/ナンタケット島のバスケット職人/アフリカ・カーボベルデの移民社会(美術と音楽)

●story4 この風土に抱かれたもの
 ボストンに遺る黒人解放の史跡/古都ウェザーズフィールド/さまざまなフォークアート(シェルバーン美術館)

●story5 調和の風景から学んだもの
 グランマ・モーゼス/レイチェル・カーソンと国定自然保護区

●story6 プロテスタントが追い求めたシンプル&ナチュラルの暮らし
 自治の発祥地プリマス/小農の伝統が培った独立独歩/プロテスタントの実験社会/清貧の信徒シェーカー/反開発の人々アーミッシュ

●story7 超絶主義を訪ねて エマソン、ソロー、エコビレッジ
 コンコード探訪/ユニテリアンからエマソンの精神の独立宣言へ/怠け者のすすめ・ソロー/革命権という伝統/オルコット父の自由教育/超絶主義のコミューン/バックミンスター・フラー/自由と共生の音楽(アイヴズ、ケージ、シェーファー、シーガー)/イサカ・エコビレッジ/運動の持続可能性の戦略

●story8 閑話休題 映像作品と犬たち
 ニューイングランドと多様性と議論(『幸せのポートレート』『エデンより彼方に』、スヌーピー、『スター・トレック』『∀ガンダム』)/犬たちの厳選PHOTO

●story9 アメリカの影 イロコイ連邦、アンクル・トムの小屋
 ネイティブ・アメリカンの現代アート/イロコイ連邦の共生哲学/スローフード・プロジェクト/アンクル・トムの小屋再考/現代詩人たちによるリスペクト

●story10 19世紀という時代の転換点 マーク・トウェイン、サラ・オーン・ジュエット
 文明の告発者マーク・トウェイン/食の産業化と食の自治/西部と成長に背を向けた地域文化/ジュエットのレズビアン文学&開発への抵抗

●story11 トクヴィルがニューイングランドに見たもの
 アメリカのデモクラシー/タウンミーティングの今/自治の都市計画家マンフォード/アーレントの解放論

●story12 つぶし合わず、生きるための英知

【入手方法】
●書店
 紀伊國屋書店とジュンク堂(池袋店は現在払底)など、大手書店で在庫あり
 一般書店で注文取り寄せ

●ネット書店
 セブンネット http://www.7netshopping.jp/
 e-hon http://www.e-hon.ne.jp/
 boox store http://boox.jp/
 honto http://honto.jp/
※amazonは払底のため、現時点では注文不可

●出版社
 繊研新聞社 http://www.senken.co.jp/book/
※別途送料がかかります。

by PXP14154 | 2013-06-01 13:59 | 活動紹介
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