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「週刊金曜日」(11/5)に、藤本壮介展「山のような建築 雲のような建築 森のような建築」(ワタリウム美術館、1月16日まで)の展評を寄稿しました。
藤本壮介は今年の「ヴェネチア・ビエンナーレ 建築展」にも参加した(日本館ではありません)、若手建築家です。 2階は透明なパイプで構成された1/1スケールの建築空間です。ここはよくある幾何学空間ではなく、過剰に入り組んだ構造の空間で、微細な関係性や感性を育む場=森となっています。 4階は未来の東京の姿をあらわした1/150スケールの都市模型ですが、やや型にはまっている感じ。 3階は建築のドローイングや模型、写真などで構成されています。入れ子構造の建築や住居がいびつに積層する集合住宅など、彼らしい表現を見ることができます。森という自然への志向、PCソフトのレイヤー感覚などのデジタルな感性が混淆します。意外性というかたちで身体性を呼び覚まし、これをミニマルな「実感」として積み上げていくのが特長です。こうした新しいアプローチにより体感させる生の実感に、作家の時代意識を読み解くことができます。 ワタリウム美術館
by PXP14154
| 2010-11-14 22:49
| 寄稿
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