お気に入りブログ
最新の記事
ブログパーツ
最新のトラックバック
以前の記事
2021年 07月 2019年 04月 2018年 08月 2018年 02月 2015年 05月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2013年 12月 2013年 08月 2013年 06月 2011年 10月 2011年 07月 2011年 05月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 ライフログ
検索
タグ
カテゴリ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
「週刊金曜日」(6/11)に、先ごろ亡くなった美術評論家、針生一郎さんの追悼文を寄稿しました。
故人は戦後草創期には美術批評の御三家と呼ばれ、10年のあいだ美術評論家連盟の会長を務めた、美術評論家の代表的人物ですが、さまざまな社会運動にも関わった反権力の姿勢でも広く知られています。ヨーゼフ・ボイスの作った自由国際大学日本支部のヘッドであり、私はそこでの活動で色々なことを教えていただきました。 1ページという誌面制約、また一般誌という性格のため、光州ビエンナーレ「芸術の人権展」といったプロフィール的なものは省きました。国際展そのものはすでに一般化しているという理由もあります。 故人がかつて私に語った「美というものが、僕はわからない」という言葉をキーワードに、美の追究ではなく、現代社会における人間再生の契機としての美術批評という故人の業績の核心を伝えるようにしました。菊畑茂久馬氏との芸者談義などのエピソードも交えましたが、全体としてはなるべく故人への客観的な評価に徹しようと努めました。 また、故人は晩年村上隆を評価しましたが、一見意外なその言動にはなにが隠されていたのか。反体制的な言動のみ強調されがちですが、故人のスタンスをネグリとアーレントを引き合いに迫ってみました。
by PXP14154
| 2010-06-13 11:15
![]()
|
ファン申請 |
||