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5/31夜、美術評論家の針生一郎さんの通夜に参列してきました。ヨーゼフ・ボイスの自由国際大学日本支部のメンバーとして、美術雑誌「Bien」の編集者として原稿依頼やインタビューで、生前はひとからならぬお世話になりました。畏友であり、針生さんの教え子でもあった、『エヴァンゲリオン深層解読ノート』で一緒に共著を担当した松井不二夫さんと一緒に伺いました。
美術評論家の生涯は、ある美術運動/表現のスポークスマンとして頭角をあらわして評価され、美大の教職に就任。あとは昔話で余生を過ごす、というのが一般的です。針生さんはそうではなく、最後まで状況と対峙し変革を作り出す表現を求めていました。ただし近年の村上隆への好意的評価にはためらいやぶれがあったようです。ある人はこれを無視し、ある人は無条件に評価するようですが、このあたりを突っ込んで考えることが、故人の真価を考える際のポイントになるかと思います。 通夜には生徒さん、お弟子さんだけでなく、パフォーマンス・アーティストの黒田オサムさん、池田龍雄さん、加藤好弘さん、吉野辰海さんといった前衛美術家、映画『日本心中』の監督・大浦信行さん、美術評論の谷新さんと宮田徹也・絢子さん夫妻なども見えました。パレスチナ関係の言説で知られる鵜飼哲さんと新右翼・一水会の鈴木邦男さんが並んで見えたのも、故人の葬儀らしい風景と言えます。 心からご冥福をお祈りいたします。
by PXP14154
| 2010-06-02 12:03
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