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「埼玉新聞」(5/24)に、戸谷成雄「ミニマルバロック VI」展(シュウゴアーツ、6/12まで)の展評を寄稿しました。立体/彫刻表現では難解なコンセプトで知られる作家だけに、あえて意訳的なレトリックを用いるなど、わかりやすく書くのには多少苦労しました。
戸谷の作品はよく森に例えられますが、それは木を素材としているからだけではありません。表層しかあらわせない彫刻の限界を超え、チェーンソーで刻まれた表面のひだによって、もの内側の凝集をあらわしているからでもあります。 本展では表面を縦横に刻んだ木板が展示されています。中央にはいわば耳の穴が開けられ、裏面に穴に聞き入るかのような人型の抽象彫刻が密着。視覚と聴覚の連動を提示しています。 アリストテレスは、五感はそれぞれ分断されたものではなく、その基底には共通感覚というものがあり、その働きですべての感覚がゆたかに感応し合っていると唱えています。そのありようから、人は戸谷の作品に対し森と感じるのではないでしょうか。 シュウゴアーツ
by PXP14154
| 2010-06-02 12:01
| 寄稿
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