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女書とは、中国の湖南省江永県(香港より北方内陸部)に数百年前から伝わる女性だけが読み書きできる文字のことです。研究者・遠藤織枝による資料展示とこれにインスパイアされたアーティスト、YUCAのインスタレーション展示が、東京・浅草のギャラリー・エフでが5月9日まで行われています。題して、「女書:アート×学術の連歌」。この展評を、「しんぶん赤旗」(4/19)に寄稿しました。
中国では長らく纏足のため、女性は外出が制限されました。ある特定の家に集まった織物などを携わったのですが、そこで独自の文化を育みました。それが、義理の姉妹関係という姉妹愛(シスターフッド)、そしてそれを密かに伝える情報手段である文字、女書です。これは、紙細工が施された扇子など、工芸品との組み合わせでも用いられ、いわば生活芸術でもあります。 YUCAは、グローバル化の中で消えゆく文化を発掘する《ミッシングリンク・プロジェクト》を展開していますが、女書展にも注目しました。無数にきらめくクリスタルは、女たちの生の軌跡そのものを表します。 姉妹愛がフェミニズム(女性運動)に果たした役割、女たちの生活芸術・キルト、女装文学・土佐日記の革新性、少女マンガと宝塚(『ベルサイユのばら』)の関係についても、併せて触れました。 ギャラリー・エフ
by PXP14154
| 2010-04-23 12:46
| 寄稿
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