お気に入りブログ
最新の記事
ブログパーツ
最新のトラックバック
以前の記事
2021年 07月 2019年 04月 2018年 08月 2018年 02月 2015年 05月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2013年 12月 2013年 08月 2013年 06月 2011年 10月 2011年 07月 2011年 05月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 ライフログ
検索
タグ
カテゴリ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
沖縄出身のアーティスト、照屋勇賢の2つの展覧会、「ひいおばあさんはUSA」(個展、上野の森美術館)、「六本木クロッシング2010展」(森美術館)の展評を琉球新報(3/30)に寄稿しました。この作家はニューヨークに拠点を置き、世界的に活躍。日本でも昨年末のトーキョーワンダーサイト渋谷でのグループ展に引き続き参加とひっぱりだこの作家です。800字の字数のなか、2つの展覧会を紹介したので、かなり概括する形となりました。
「ひいおばあさんはUSA」は紅(びん)型という伝統的な繊維工芸を絵画やインスタレーションなどにあしらった作品が中心で、米軍機や安室奈美恵、昭和天皇などを着物の図案に用いています。工芸の持つ大衆性を転化して社会性を持たせるという意味で、1950年代の本土の反基地闘争を描いたルポルタージュ絵画(大衆性を持つ漫画的手法を援用)との共通点、さらにこれまで軽視されてきたナラティブ、物語性の復権であることを指摘しました。 六本木クロッシング2010展では、廃物を再構成する彼の代表的な作品がほとんど網羅される形で展示されていました。この手法は、人間使い捨ての時代の希望へとつながるように思います。
by PXP14154
| 2010-04-02 17:28
| 寄稿
![]()
|
ファン申請 |
||